こんばんわ、よいのくちクラフトです
かなり前ですが倒立フォークの曲がりの点検について書いた記事があるんですけど
この時はボクがヤラカシてしまってフロント足回りの点検をしたんですが、
今回は甥っ子がやらかしました(ケガは無かったそうです)
去年の夏ごろにボクもサポートして買ったSR400
たしか2017年式のすげぇー綺麗な車両なんすけどね
やっちゃったね
前タイヤの向きとあさって向いてるヘッドライト
上から見るとこんなん
どうも話を聞く限り縁石やガードレールに当った訳ではなく、単に地面に倒れただけっぽい
それでこんなにヘッドライト(ステーも)ひしゃげるモノなのかな?って気もしますが。。。
移動するのに先に直しちゃいましたけど(ってもフロントホイール蹴っただけ)フォークも捻れてハンドルとホイールの向きもズレてたしね
まぁ35Φのフォークなんてちょっと当ればすぐ捻れちゃいますけどね
ちゃんとやるならアンダーブラケットの割じめ緩めて、前輪を抑えながら(壁とか電柱にあてて)ハンドルを捻じれと反対方向にグイグイ押せば出来ます
出先なんかだったらホイール蹴っ飛ばす方が早いっすけどね、「バキン」って軽い音とともに簡単に捻じれますから
大丈夫そうだけど一応フロントフォークが曲がっていないかもチェックしておきましょう
正立のフロントフォークが転倒や事故で曲がる場合は大概 アンダーブラケットのすぐ下(赤矢印)が曲がります
実際にきちんと計測するにはバラしてインナーチューブをVブロックに乗っけて、ダイヤルゲージセットして。。。なんてするんですけど
一先ず簡単にバラさずに
曲がっている
or
曲がっていないか
だけ見ます
それで曲がってたら。。。バイク屋さんに行ってください
まずはフロントホイールをジャッキなどで上げて地面から浮かせます
といっても軽く接地してる程度がちょうど良いと思います
この後フロントフォークの取付ボルトを緩めるので、あまり浮かせるとフォークが下にずれます
次に片方のフロントフォークのトップブリッジとアンダーブラケットの割締めを緩めます( ↓ 写真の青〇二か所、SRならボルト3本ですね)
次に
緩めたフロントフォークのインナーチューブを手で掴んで回します
ハンドルを目一杯きって、その方向に回すと回しやすいです
この時フォークが曲がっていなければクルクルと回ります
が
曲がっているとアンダーブラケットの下の部分は芯がブレる事になります
アウターチューブはアクスルシャフトやフロントフェンダーで固定されてブレに追従しないので、
回らないか、回ってもとっても重いです
フロント周りの剛性が低いほど曲ってても回ってしまうので、回しながらホイールやフェンダーが一緒に動いたりしないかも見てください(ハンドルはストッパーに当たるまで目一杯きった状態で見てください)
更にもう少し車両に付いた状態でみれる事もありますが、ココでクルクル回らないようなら曲がってる可能性が高いのでバイク屋さんに行ってください
片側を見たら、フォークの突き出しをあわせて緩めたボルトを締めて
反対側も同様にみます
仮に最初に見たインナーチューブが曲がっていても同じように点検して曲がってるかどうかの判断は出来るはずです(極端にまがってなければ)
今回SRは無事でした
良かった、良かった♪
ではでは、おやすみなさい<(_ _)>
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