こんばんわ、よいっぱりです
なんだかんだ3回目ですね
知ってる限りの知識と、あいまいな部分をネットで検索してどうにか続いてますね
ホントこのFIの記事書きはじめて思ったのは
「(自分は)もっとちょっと知ってると思ってた」
って事ですね(生意気ですね)
自分が知らない事って、自分一人では知らないことにすら気付けないっすね
いやいや、良い勉強になります、マジで
もし説明不足なところとか、間違ってる所があれば指摘してください(たぶん訂正します)
あと、
メーカーによって燃料吐出の制御の仕方はいろいろあるかもしれませんので、あくまで1例と思ってくださいね(完全に正しいとも限らないしね、別にメーカーの開発の人間とかじゃないので)
前のを見てない人はその1から見てください
その1
その2
フューエルインジェクションてなに?キャブよりえらいの? その2
燃料の量はどうやって決めるの?補足と前回の訂正
前回高地補正って書いてたやつ
前回の記事で高地補正としていたものなんですけど、ちょっと訂正させてください
「気温センサー」の存在をすっかり忘れていました
大気圧センサーと気温センサーの二つで「空気の密度」を判断しています
気圧が低くて空気密度がさがるのは前回書いた通りですけど、空気の温度が高くても密度がさがるんですよね
両方の情報を合わせて空気密度によって補正をしてます
って感じで訂正します
複数マップある?
HONDAのサイトで見つけました↓の記事です
Honda|テクノロジー図鑑|テクノロジークローズアップ・小排気量二輪車両PGM-FI
車種によってコレも違うモノがあるかもしれませんが?
上のサイトの説明にありました
それによると
低負荷用マップと高負荷用マップの二つがあるという事でした
どちらもエンジン回転数でみてるのはおなじなんですが
低負荷用は吸入負圧
高負荷用はスロットル開度
で制御しているとの説明でした
スロットル操作で2つのマップを切り替えているそうです
低負荷ではより低燃費を実現するためかな?
コレだと前回の加速補正はあてはまらないんですよね
補正じゃなくて別のマップなんで
補正だとあくまで元の絵(マップ)にレイヤー(補正)をかけてくだけですが
元の絵(マップ)がそっくり入れ替わってしまうとなるとまたちょっと話がかわりますね
さらに加速補正をかけてる可能性もありますが
むか~しむかしのCX500ターボもマップ2つで制御してたって書いてあるし
ただCX500ターボの方はエンジン回転数とブースト圧(ターボなんで)かエンジン回転数とスロットル開度の2つのマップらしいです
排気ガスから濃い薄いのフィードバックがあるなら、マフラー変えたら(燃調が自動で)補正されるの?
基本的に「されません」だと思います
実はいろいろ調べれいるときに、ヤ〇ー知恵袋の質問でこんなのを見つけたんですけど
その質問の回答はココには載せれないのでスルーしますが、私はされないはずと思います
今のFIではアイドリングの時は排気ガスからのフィードバックで空燃比の調整をしています
そう アイドリング時は です
なので、アイドリングの時に限っては社外の抜けのいいマフラーに変えても自動的に燃調は調整されます
が
スロットルを開けたらもう補正されてないと思います
というのは、排気ガスからのフィードバックをするためのセンサーなんですけど
O²センサー(ラムダセンサー)
というセンサーを使っているバイクがほとんどだからです
このO²センサーは排気ガス中の酸素の量を見るためのセンサーで、排気ガス中に酸素が少ないと1V程度の電気を発生します
ガソリンが少なすぎる燃焼の場合(リーンバーン)は排気ガス中の酸素の量が多くなるのでそのままです
逆にガソリンの量が多すぎる燃焼(リッチバーン)だと排気ガス中の酸素量はほとんどなくなるので、1v程度O²センサーからバイクのコンピューター(ECU)に入力されます
それによって空燃比の濃すぎor薄すぎを判断しているわけです
で
実際の制御なんですけど、アイドリング中(スロットル全閉)に常に少し濃い状態と少し薄い状態を行ったり来たりして丁度良い空燃比を維持しています
ようは
少しづつガソリンの量を増やす
↓
何処かでO²センサーが発電
↓
ECUが濃すぎると判断
↓
徐々にガソリンの量を減らす
↓
O²センサーは発電をやめる
↓
ECUは薄すぎると判断
↓
徐々にガソリンの量を増やす
↓
以下繰り返し
となります
この制御だと、スロットル全閉のときにしか出来ないんですよ
スロットル開けてる状態だと加速中なら基本ずっとリッチのままだし、完全にスロットル開度一定なんてたぶん無理。。。
なのでアイドリング時だけです(これは一応裏の取れてる情報です)
ですから例えば、
レース用のフルエキを取り付けた場合
もともと排ガスをクリーンにするために薄めのセッティングになってる昨今のバイクは
焼き付くかもよ
気を付けましょう
ただ
補正される可能性もじつはあると思ってます
というのは数は少ないけど、排気ガスからのフィードバックするためのセンサーに
A/F(エーバイエフ)センサーを使っているバイクがあるから!
たしかVFR1200はA/Fセンサー使ってたはず
A/Fセンサーを使っていれば、常に空燃比の監視ができるので、アイドリング中だろうが加速中だろうが最適な空燃比を算出できるんじゃない?って思われるんですよね
ただ裏は取れてないので、モーターショーとかモーターサイクルショーでメーカーの人と直接話せる機会があれば聞いてみようと思います(ウザい客だろうなオレ)
フェイルセーフ
これは燃料補正ではないんですが
エンジンマネジメントシステムのどこかに不具合が発生した場合に、安全性を保つために出力を制限する制御ですね
ようはエンジンチェックランプがついたときに入る制御です
最大の制限は
エンジン始動させない
です
もう全く安全に走行できない状態という意味ですね
ものによっては普通に走れるものもありますし、出力が抑えられているものの走る事ができる場合もあります
診断機を使って直してもらいましょう
ではまた次回(あるかどうかわからないけど)に
前の回もみてね
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