Days of BIke and Leather craft ~バイクと革の日々~

ポンコツのバイクをいじったり、レザークラフトをしています

YSR80エンジン オーバーホール O/H その2

こんばんわ、よいのくちクラフトです

YSR80エンジンの腰下の部品が揃ってるんでちゃちゃっと組んじゃいました

 

まずはベアリング挿入

ケースに3ヶ所
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クランクのサイドベアリングは左側がケースに圧入、右側がクランクシャフトに圧入です

 

クランクシャフトにベアリング圧入

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右に置いてあるSST(spacial service tool=特殊工具)を使って圧入します(持ってるのがたまたまドンピシャ)

 

クランクシャフトをネジでSSTの筒の中に引っ張り込むようにしてベアリングをインストールします
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次にミッションの準備っす

メインシャフト、カウンターシャフト、シフトドラム、シフトフォークなんかをまとめてケースにブチコミます(↓はシフトフォークの向き間違って組んでます、サービスマニュアルの絵に騙された…)
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カタマリのままケースにど~ん
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クランクもセットします
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圧入は片方だけなんで、スコッとはまります

 

仮にケースを合わせてみてクランクシャフトの回りが重くないか、シフトチェンジが問題なくできるか等を確認したら液体ガスケット(スリーボンド1215)を薄く(少し透けるくらい)塗ってケースを合わせます
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3~4回に分けて対角線にボルトを締めていきますが、クランクシャフトの回り具合は都度確認しながら締めます

クランクシャフトの周りのボルトから外にシワを伸ばしていくようなイメージ?で締めていきます

エンジンでもサスペンションでも組むときは

「金属は柔らかいモノ」

容易に曲がったり歪んだりするものだと思って組みましょう

イメージ的には「豆腐」くらい

ましてやネジで締め付けるときの力はとっても強大なので1歩間違うとリカバー出来ないダメージが入ります

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ノーマルのボルトはプラス頭のナベネジなんですけど、またバラす事があるかもしれないんで、回しやすいヘックスの5mm(m6)に交換しちゃいました
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強度区分10.9の(たぶんクロモリ)ボルトです

頭の高さがノーマルのナベネジよりも高いので干渉しないか心配しましたけど、大丈夫そう?

 

取りあえず腰下の主要部分が組みあがって「ほっ」としました
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仕事の休憩中に眺めてクランクを手でクルクル回して癒されてます
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ずっとこのまま床の間エンジン?として置いておいてもいいんじゃないか?

みたいな気持ちになってきましたw

 

ではでは、おやすみなさい<(_ _)>

 

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