こんばんわ、よいのくちクラフトです
900ssの今回の事故は「正面衝突」です。
とは言っても双方の速度は20km以下だと思う衝突直前にはブレーキかけてるし
それでも相対速度20kmとかで正面衝突なので心配なのはフロントフォークとフレームのダメージ
(ちなみにホイールとブレーキディスクはアウトでしたのでもう交換済み)
フレームはネックの曲がりをチェック
簡単な方法は
- 前輪を浮かせてハンドルを左右にきってスムーズに動くかどうかを見ます。
- ステムベアリングのアジャスターナットを閉め込んで(40Nm位)手で回せる位まで緩めた所で軽くハンドルがきれればOK
- アジャスターナットが手で回せる(6Nm位)所でかなり重く感じて更に少しずつ緩めながら様子を見てガタが出る直前まで一部or全体で動きが重いならネックが曲がってる可能性大です。
上下のベアリングのセンターと角度が出てないとそうなります。
倒立フォークは強いので鉄フレームで倒立フォークは結構フレームやられます
キャスターたっちゃったりネックが傾いじゃったりしてないかも調べる必要がありますがどれも問題ないようで良かった
後はフロントフォークの曲がりチェック
これも簡単にできる方法があります
- 先ずはホイール フェンダー等の部品を外しフォークのインナーチューブが左右で別々に動くようにします
- フォークのトップキャップを外します
- 動く範囲でインナーチューブをストロークさせます
- アウターの中に入っていく途中でいきなり重くなったら曲がってます
トップキャップが外れているのでスプリングに関係なくストロークできます。
本来はスムーズに動くハズですが、曲がってると曲がり部分がアウターのスライダーを通過するときに強く当たるので急に重くなります。
後はコレをやるときにインナーチューブに錆びがあるとオイルシールがやっつけられるので、錆びをとる必要があります
まぁこんな事しないですめばソレがベストですけどね。
ダイヤルゲージでも確認しましたが、問題ありませんでした。
倒立フォークつえぇ…
ランキングが上がると気持ちも上がります。ぽちっとよろしくお願いします
バイク(整備・修理) ブログランキングへ
革・革小物 ブログランキングへ
他にも「既製品にはないオリジナルなものが欲しい」って人は お問い合わせフォーム か Twitter (@yoippari_craft) から相談してください(作れるとは言っていない)